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『雪間暮 ゆきまくら』に刻まれ始めた、ある家族の物語

4棟目の大江町型住宅『雪間暮  ゆきまくら』。そこに、ある家族の物語が刻まれ始めました。4月に東京から大江町へと、家族4人で移り住んだ角田(つのだ)家。取材の日ご自宅に伺うと、『はーい!』という元気な声で、長男のあいとくん、真彦さん、愛理さんに出迎えて頂きました。

自給自足の生活を目指して

『食べるものは自分たちで作る。将来的には自給自足の生活を送りたいと思っています』そう話す奥さんの愛理さんは新潟県のご出身。田んぼに囲まれた地域で育ち、仕事や結婚を機に東京で生活していました。『子供の肌が弱いこともあって、都市部から少し離れたところに移住しようと夫婦で話していました。自給自足の生活も目標だから、まずは東京で新規就農のイベントに参加してみたんです』。

 

そうして参加したのが大江町の就農研修生受け入れ協議会OSINの会も参加する「新・農業人フェア」。『最初は千葉とか埼玉あたりで探してて。首都圏近辺の地域のブースを見てました。一通り見終わって帰ろうと思ったところに声をかけて頂いたのが、大江町OSINの会卒業生の橋本さんでした。大江町の支援体制が充実していることだったり、人の温かさとか、いろんな話をお聞きしました。話はもちろんですが、何より橋本さんはじめ、皆さんの熱く語る姿が印象的でしたね』そう話す真彦さん。

 

この出会いをきっかけに、イベントから2週間後の2016年11月、夫婦は一度大江町に訪れることになりました。『新潟の田舎に似ているなぁというのが最初の印象です。土を触って生活したり、新しい生活にワクワクしました』。これをきっかけに何度か大江町へ訪れ、徐々に移住に向けての準備を進めてきたそうです。

 

『この家に住み始めて、「バキバキッ!」という音が鳴り始めました。湿度の変化によって家の木が呼吸を始めた”人が住み始めた音”なんだそうです。暮らす中で子供から気づかされることも多いです。外での遊び方だったり、あいとがいつの間にか方言を習得していたり(笑)。徐々にこちらの生活にも慣れていきたいですね。温泉も近くにいくつもあって、子供にもとても良い環境です』そう話す真彦さんの言葉を聞いて、この家を設計された建築家の瀬野和広さんが以前ラジオ・おいで、おおえにご出演頂いた際に『大江町の魅力的な風景、こので暮らしていた幼少期の原風景がこの家の元になっている。住まい方を確立しないと家にはならない、そう肝に命じて設計している』そう仰っていたことを思い出しました。

 

真彦さんは元々東京で地図を作る仕事に携わっており、今も自宅をオフィスにしてお仕事を続けられています。場所にとらわれない新しい働き方をする真彦さんと、自給自足の生活を目指し農業に励む愛理さん。大江町で始まった家族の新しい物語に、町の明るい未来を想像せずにはいられません。

 

【合わせて読みたい『おいで、おおえ』のバックナンバー】

●ラジオ『おいで、おおえ』大江町型住宅「雪間暮」

前編:鈴木悦郎さん(第5回)http://wp.me/p8uxJl-7E

後編:瀬野和広さん(第6回)http://wp.me/p8uxJl-8X

●情熱の住宅模型 鈴木悦郎さん(大江町型住宅)

http://wp.me/p8uxJl-iS

●大江町就農研修生受入協議会『OSINの会』

http://wp.me/p8uxJl-iG

 

大江町ホームページ

http://www.town.oe.yamagata.jp