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レトロでかわいい。大沼陶器店 大沼香代子さん

「陶器って、どれだけ沢山持っていたとしても、また新たなお気に入りを新調して使うのはやっぱり嬉しいのよね」

 

大江町中央通り商店街の一角で『大沼陶器店』を営む大沼香代子さんは、大らかで且つどこか都会的な雰囲気を持った女性です。お話しを伺うと出身はやはり東京都。48年前に大江町に嫁いできてからもその雰囲気は色褪せません。

 

大沼陶器店は昭和26年に創業。趣があり、ガラス張りのかわいらしい建物の中には、和食器から洋食器まで様々な商品が並んでいます。「最近はお客さんの要望を聞いてセレクトした品を仕入れることが多いわね」そう話す香代子さんの目線の先には種類豊富な急須や湯のみ、仏飯器が。地元のお年寄りに愛される大沼陶器店ならではのセレクトです。

それ以外にも、量販店や雑貨屋さんでは見ないバターケースやレトロな柄のコップや陶器ケース、お弁当箱など、最近若者に人気のレトロデザインのものが、当時の雰囲気を残したまま佇んでいます。

「この間、若くて可愛らしいお嬢さんがいらして、昔ながらの金魚鉢を買っていかれたわよ。最近の若い人からみたら逆に新しく映るのかしらね」

子供さん方は町外に暮らしており、1人でお店を切り盛りする香代子さん。「私ももう若くないからねぇ。店を閉じるかどうかも考えるけれど、常連さんもいらっしゃるし、何よりこのガラス張りの店が閉まったら、商店街が暗くなってしまうでしょう?だから毎日店を開けて、頑張らなくちゃね」

 

今年5月、大江町中央通り商店街にオープンした『大江町まちなか交流館ATERA』。これをきっかけに今まで町内で見なかった、カメラを首にさげたお洒落な若者をよく見るようになりました。私たちは、大江町にこれから大事になる暮らしのヒントがたくさん転がっていると思っています。大江町へいらした際はぜひ町内を巡って、ファインダー越しに冒険して素敵な大江町を見つけてほしいと願っています。

 

(文・写真:布施)

 

『大沼陶器店』

〒990-1101 山形県西村山郡大江町左沢354-3

☎︎0237-62-4343

大江町ホームページ

http://www.town.oe.yamagata.jp