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可憐に咲く華 大泉貴子さん

高齢化や担い手不足が叫ばれる地域の商店街。大江町でも家業を閉じる商店主が後を絶ちません。そんな中、町の小さな生花店で可憐に咲く若い女性を取材しました。

昨年秋から故郷に帰って

大泉貴子さんは、昨年8月東京から大江町に帰り、実家で営むオオイズミ花店で働き始めました。東京の専門学校で花について学び、表参道の生花店で約10年働いた貴子さん。芸能人や一流ブランド御用達のお店には店長を始め山形出身者が多く、地元トークで盛り上がることも多かったそうです。『おいで、おおえ』もご覧になってくださっていたとか!東京にいても山形との心の距離はそう遠くなかったと言います。そんな中で、お盆に実家に帰ると家業で忙しくする両親、一足先に実家に戻って働いていた兄の陽一さんを見て、自分も実家に戻ることを決めたそうです。

「花を扱う上で大切なのは『花の美しさをより引き立てること』。花は人間が手を加えなくてもそのままで綺麗なもの、だけどそれをより美しく見せるためにはどうするのかを考えるのが花を扱う者の心構えです。この町に生まれたからこそ、野に咲いている花を想像できますよね。そういう点で大江町での生活は私のインスピレーションになり、ヒントになっていると思う。それが私の強みです。」と話してくださいました。

 

お客様の想像を常に超えていきたい

大江町に帰ってきてから、「お客さんが想像しているものを常に超えていきたい」という想いが強くなったという貴子さん。「今はまだ、この町で好まれる花を知っていくこと、作っていくことで精一杯ですが、そこに自分が花でやりたいこととのギャップが見えてきました。大江町で好まれるのはゴージャスな花束。だけど私は、家にちょっと飾れて生活に潤いができるような、ささやかだけど美しい花も提案していけたらと思っています。常にお客さんの想像を超えるものをつくることで、お客さんと共に花に求めるこだわりも育てていけたら嬉しいです。そして、『オオイズミ花屋さんに頼めば、よりよいものを作ってもらえる』と言ってもらえるお店にしていきたいです。」そんな想いを話してくださいました。

桜のつぼみがふくらんで、心新たに動き出した新年度。

貴子さんが選ぶお花を飾って、お部屋に春を呼び込んでみませんか?

 

(文章:布施果歩 写真:渡辺然、布施果歩)

 

オオイズミ花店HP

https://oizumi-florist.jimdo.com/

大江町HP

http://www.town.oe.yamagata.jp