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小正月の伝統行事 雪中田植え

雪のたんぼに込める願い

冷え込みの厳しい日が続く大江町。中央公民館『ぷくらす』に隣接した歴史民俗資料館では小正月の伝統行事、『雪中田植え』が行われていました。

 

新年1月7日までを大正月と呼ぶのに対し、1月15日までは小正月と呼ばれます。年神や祖霊を迎える行事の多い大正月に対し、小正月は豊作祈願などの農業に関連した行事や家庭的な行事が中心となるそうです。その年の五穀豊穣を願い、雪の上に稲わらと豆殻を束ねたものを種苗に見立て植えていく雪中田植え。『庭田植え』とも呼ばれるこの民俗行事は、農家が戦前から仕事始めの儀式として庭先に稲わらを植えたことが始まりと言われています。この日は資料館の庭に水田に見立てた囲いと祭壇が作られ、『苗乙女(さおとめ)』と呼ばれる三人の女性が田植えに模した所作を披露したあとに神事が行われ、集まった皆さんは新しい年の実りが素晴らしいものになることを祈ります。

 

 

その後資料館へ移動したお客様をおもてなししたのは『大江町歴史民俗資料館サポーター』のお母さん方による青苧御前です。小正月を祝うだんご木の枝が飾る館内は待ち時間が出来るほどの賑わい。訪れた方は冷えたてのひらを囲炉裏の火にかざして、町の美味しさが詰め込まれたお膳に舌鼓を打っていました。

 

冬もようやく折り返し地点。町のあちらこちらに雪の山がうず高く積まれ、春はまだ遠いことを私たちに教えてくれます。皆さんも風邪など引かぬようご自愛下さい。

 

山形県大江町公式ホームページ
http://www.town.oe.yamagata.jp