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若い翼は 東北芸術工科大学卒業研究展示 佐々木祥太さん

3年前に比べ、少し大人びた表情の青年。卒業を間近に控えた東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科4年生の佐々木祥太さん(山形市)です。

 

同学科で催されている卒業研究展示『おいしい未来のつくり方 明日の地域を元気にするコトのデザイン』。佐々木さんは3年に渡り関わってきた大江町での研究を形にしました。

 

 

同学科では2年生と3年生を対象に、スタジオと呼ばれる学生と地域が直接関わるカリキュラムが組まれています。実際にエリアの住民や行政と関わることで、それぞれが地域の抱えている課題に向き合い、伴走しながら解決の方法を探し出すことを自らの学びへと還元します。

 

今年10月に行われた『住むとこ会議』では私たちと一緒に主催として町に多く残された空き家、空き店舗の利活用について参加者の皆さんと一緒に考えた佐々木さん。他の地域同様、大江町には一度役目を終えた建物が多く残されています。行政は空き家バンク制度と助成金の利用を広く促しているものの、様々な原因からその動きは広がりを欠いているのが現状です。佐々木さんはイベント後も不動産業者へ物件の仲介について働きかけを行うなど活発に活動を続けてきました。会場には長く大切に使われてきた建物をどう活かすか、新しい暮らしの息吹を吹き込むためにはどんな仕組みが必要なのか、彼が試行錯誤しながら導いた答えが壁いっぱいに張り出されています。

 

 

『一番はお世話になった町の皆さんに見て頂くこと。恩返しなんて言ったら大げさだけれど、僕の研究と展示から町の中に小さな動きが生まれて、願わくばずっと続いていって欲しい。』愛知県出身の佐々木さんはこの春、東京のコンサルティング会社へ就職することが決まっています。

 

 

3年前、恐るおそる町に足を踏み入れた少年が手に入れた翼。彼が町に通い、悩み、時にうなだれ、そしてまた走り出す姿を町のみんなが覚えています。これは秘密だけれど、可愛らしい桜色の軽自動車を見つけるたびに、僕も嬉しくなっていたんだぜ。ありがとう祥太、またね!

 

※会場では同じく町を舞台に研究をおこなった三澤創さんの研究も展示されています。こちらも是非ご覧下さい!

 

 

合わせて読みたい!おいで、おおえ過去の記事
地域が僕らの学校だ 左市 東北芸術工科大学生
http://wp.me/p8uxJl-eW

 

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山形県大江町公式ホームページ
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