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農業で叶える理想の暮らし方 阿部陽介さん、愛さんご夫婦

東京から大江町に移住した阿部陽介さんと愛さんご夫妻(深沢)。就農研修生受入協議会「OSINの会」で2年間の研修を経て、今年独立されました。東京では10年以上ITの仕事をされていたおふたりが、どんな想いを持ってこの町で農業を始めたのかを伺います。

 

「夫婦揃ってごはんが食べられる幸せ」

東京で長い間IT関係の仕事をされていたお二人。夜遅くまでの仕事では会社に泊まる日も多く、お互いすれ違う日々が続いていたそうです。管理職だった陽介さんは、ご自身の身を削りながら従業員の幸せを考え、自分の家族がないがしろになっていることに違和感を覚えます。それが農業を始めようと思ったきっかけでした。「農業を始めて、日が沈んだら仕事ができないことに気づいてハッとしました。毎日パソコンと向き合っていた時は天気なんて気にしていなかった。日が昇れば朝ごはんを食べ、日が沈んだら夕飯を家族で食べる。今の私たち夫婦はそこからのスタートなんです。ワークライフバランスの充実といいますが、仕事と生活とのバランスが取れてきて、とても幸せを感じています。」とおふたりは語ります。

 

「きっかけは東京の新・農業人フェア」

農業に興味を持った陽介さんは愛さんを連れ、東京で開催された全国の新規就農を支援する団体が集まる“新・農業人フェア”に参加しました。そこでたまたま出会ったのが大江町で新規就農者を支援する団体「OSINの会」。都会育ちの陽介さんは、田舎は人のつながりの強さなどが想像できず、自分たちが馴染めるのか不安もありました。しかしOSINの会のサポートを受けながら何度か大江町に通ううちに、地元の方々との交流も深まっていったそうです。「突然村に入ってきた自分たちが馴染めるように、周りの方々にも努力してもらった。よく面倒をみてもらって、ありがたいです。」と陽介さんは語ってくださいました。

 

「農業はITより難しい」

「指示したら絶対にやってくれるパソコンとは違い、農業は自然が相手だから自分の思い通りにいかないこともある。そういう面では農業はITより難しいです。」陽介さんは話します。「地元の方は感覚的に覚えているところもあるから、“あんばいで!”と教えてもらうけど、そのあんばいが分からないから大変です」と愛さんは楽しそうに笑ってくださいました。現在すももやラフランスを中心に育てていらっしゃるおふたり。今後さくらんぼや桃も出荷していくために、初収穫まで4~5年かかる苗木を育ている途中とのこと。今はその間を埋めるため、ブロッコリーや枝豆の生産にも力をいれています。しかし野菜栽培の魅力も知った陽介さんは、果樹だけではなく、40代のうちは野菜も継続して生産していきたいと語ってくださいました。

 

独立してようやく1年が過ぎようとしているおふたり。今後はさらに協力し合い、仕事だけではなく趣味を持ちながら暮らすことが目標。なるべくお互いにストレスにならない暮らし方を模索していきたいそうです。大江町で新たな挑戦を続けるおふたりの活躍にご期待ください!

OSINの会については近日中に動画も公開予定です。お楽しみに。

 

OSINの会
http://www.osinnokai.org

大江町公式ホームページ
http://www.town.oe.yamagata.jp