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run forward in autumn rays 菊地道登くん・笹川愛琉さん 前編

陽に焼けた肌とあどけない笑顔が印象的なふたり。実はふたり揃って一流のアスリートなんです。

 

菊地道登くん(梨の木原)と笹川愛流さん(蛍水)はともに大江中学校の一年生。8月に行われた陸上の東北大会では道登くんが1年1500mで優勝。愛琉さんは1年100mで6位に入賞し、10月下旬に行われる学年ごとの全国大会、ジュニアオリンピックへの切符を手にしています。この日は寒河江市で行われた秋の新人戦におじゃましてお話をうかがいました。

 

人一倍の負けず嫌い

『道登は歩き始めるのが遅くて、家族はみんな心配しました。』そんなお話をして下さったのは道登くんのお母さん、春香さん。道登くんは小さな頃から人一倍負けず嫌いで、家族でトランプをしても負けて悔し泣きすることがあったんですよと、笑って振り返ります。『家族の中ではムードメーカーかな。陸上を通して、最後までやり遂げる力や悔しさから立ち直る根性を身につけて欲しいと思います。周りに比べたら体も小さくて少し大人しいけど、走り出したらどこにいたって見つけられます。なんと言っても我が子ですもん!』

 

 

そして道登くんにそっくりなお父さんの哲さん。遠方の大会には哲さんの運転する車で向かうことが多く、移動中には親子で作戦会議をすることもあるそうです。『宿題も多いし、今どきの中学生って親から見てもすごく忙しいんですよ。家では一緒に何かするということが少なくなったので、車の中は意外と貴重な時間かも知れないですね。』大会中は一眼レフを肩にかけ、カメラマン役もこなします。『他の学校に友達が出来たり、道登が陸上競技から得られるものは多いと思います。今しか出来ないことを思い切りやって欲しい、その手助けが出来たらと思っています。』

 

 

表彰台のいちばん上へ

大江中学校には陸上部がなく、ふたりは寒河江市内のクラブチームに所属しています。平日は学校のグラウンドで一緒に練習するという道登くんと愛琉さん。短距離と中長距離、互いに種目は違いますが、なるべくふたりで同じメニューをこなすようにしているそうです。普段から仲の良いふたり。この日は道登くんが愛琉さんに宿題の相談をするひと幕もありました。『小学校2年生の時にマラソン大会で新記録を出して、それから走るのが好きになりました。楽しいのは表彰式。表彰台のいちばん上はやっぱり気持ちいい。そのぶん負けるとくやしいけど…。』そう話す道登くん。ジュニアオリンピックでは決勝に残りたいと言葉に力を込めてくれました。

 

新人戦では1500mと3000mに出場した道登くん。上級生に負けない走りで中盤からスピードに乗って加速します。小さな体で跳ねるようなフォーム。まだ日中は強い陽射しがグラウンドに落とす影が繋がる先には、全国の舞台が待っています。

 

次回はもうひとりの主役、笹川愛琉さんのお話です。こちらも是非お楽しみに。

 

大江町公式ホームページ
http://www.town.oe.yamagata.jp