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run forward in autumn rays 菊地道登くん・笹川愛琉さん 後編

長い手足をいっぱいに使った大きなストライドで100メートルをあっと言う間に駆け抜ける笹川愛琉さん。前回ご紹介した菊地道登くんとともに10月下旬のジュニアオリンピックに出場します。

 

長く感じる100メートル競技

『100メートルは…長く感じるかな。初めてスパイクを履いた時は羽が生えたような感じ。』と笑ってくれた愛琉さん。スタートから中間走までに一気に加速する走りが持ち味です。小学校3年生から始めたミニバスケで基礎体力を養い、6年生の時には県内トップクラスの記録を叩き出すまでになりました。

 

 

 

自主性を生んだ”愛琉の坂”

大会ではいつも一緒というお母さんの美幸さんに普段の愛琉さんのことを聞いてみました。『走っていない時はのんびりした娘です。テストが近くなると勉強もするけど、普段はスマホをいじったり。ホント普通の中学1年生ですね〜。』『走ることに関しては、中学校に入って自主性が出てきたかなって思います。校外の友達が出来たり、遠くのライバルと記録を競い合ったりして、刺激を受ける部分も多いんじゃないかな。自主練を繰り返してきた家の前の坂は”愛流の坂”って呼んでいます。』優しく見守る美幸さんの姿。愛琉さんにはどんな風に映っているでしょうか。『お母さんは…口うるさいけど優しいかな。時々一緒に買い物に行ったりします。好きなメニューは餃子ハンバーグ!誕生日にも”外に食べに行こう”って誘われたけど、お母さんのご飯をリクエストしました。』

 

足音に負けないように

この日のレースでもスタートを決め、中盤には大きく後続を引き離しそのままゴールテープを切った愛琉さん。走っている時はどんなことを考えているの?しばらく考えたあとこう答えてくれました。『トップに立って横に誰もいなくなると、後ろの選手が地面を蹴る足音がすごく聞こえるんです。前に誰もいなくて気持ちいいって言うより、その足音に負けないように走らなきゃ!って感じ。だからゴールするといつもほっとして気が抜けちゃいます。』

 

競技の合間。美幸さんの握ったおにぎりを頬ばりながら、母と娘は学校での出来事や陸上の話題に花を咲かせます。道登くん、愛琉さんふたりだけの大会。記録はもちろん、なにげない時間が親子にとって大切な記憶を刻んでいくのかも知れません。ジュニアオリンピックは10月27日。道登くんと愛琉さん、小さいけれど本物のアスリートの活躍に今から心踊らずにはいられません。

 

大江町公式ホームページ
http://www.town.oe.yamagata.jp